診療内容
treatment
メガネ、コンタクトレンズの処方および定期検査
メガネ、コンタクトレンズの処方は随時受け付けております。
当院ではシード、ボシュロム、アルコン、ジョンソンアンドジョンソン社製のコンタクトレンズの処方・販売を行っています。コンタクトレンズ処方せんの発行も可能です。
1日使い捨てや2週間交換レンズのほか、乱視用、遠近両用(マルチフォーカル)、ハードコンタクトレンズも処方可能です。
コンタクトレンズやケア用品は院内でお買い求めいただけます。詳細および価格についてはこちら。
前眼部疾患(結膜炎、ドライアイ、翼状片、角膜炎、円錐角膜、角膜変性など)
感染性結膜炎:
細菌性の結膜炎や角膜炎を疑う場合、細菌培養検査・薬剤感受性検査を行い、原因菌の同定および適切な抗菌薬の選択を行っています。また、ウイルス性結膜炎(はやりめ)を疑った際にはウイルスの迅速検査を行い診断や治療だけでなくご家族や職場などへの感染拡大防止に役立てています。
アレルギー性結膜炎:
スギやヒノキなどの花粉症やハウスダストなどによるアレルギーは、まず原因物質(アレルゲン)を知ることが重要です。当院では1度の採血で39種類のアレルギーの原因を調べる検査を実施しております。詳しくはこちら
ドライアイ:
通常の点眼治療に加えて、涙点プラグ、キープティア(液体コラーゲンプラグ)等の治療も行っています。
白内障
点眼による薬物治療やメガネの調整のほか、必要に応じて日帰り手術を行っています。手術は原則として、ご本人が生活に不自由だと感じられた場合に行います。白内障と診断されても、視力がよい方や、ご本人が不自由を感じられない場合、すぐに手術をする必要はありません。
緑内障
緑内障のタイプ、眼圧、視野障害の程度、進行のスピード、患者様の年齢やライフスタイルなどを総合的に検討して目標眼圧を設定し、患者様の希望を伺いながら最善の治療方法(無治療での経過観察、点眼や内服薬による薬物治療、レーザー治療、手術)を選択します。
ぶどう膜炎
点眼、内服、点滴、注射等の治療を行いますが、原因や合併症の有無により治療方法や予後が大きく異なります。当院では眼科的検査のほかに血液検査を行い、内科などの他科とも連携して原因検索、治療を行います。場合により高次医療機関での検査、治療が必要となることがあります。
眼底疾患(糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、眼底出血(網膜静脈閉塞症)など)
内服薬による薬物治療のほか、必要に応じてレーザー治療や血管内皮増殖因子(VEGF)阻害薬(アイリーア、ルセンティス)の硝子体内注射を行っています。硝子体内注射は日本眼科学会の「黄斑疾患に対する硝子体内注射ガイドライン」を遵守し、クリーンルームで行っております。
糖尿病網膜症については、血糖値のコントロールが重要です。内科との連携を緊密に行い、必要な情報提供を行っていきます。
涙道疾患
涙目などの涙道疾患は、日本大学板橋病院で涙道専門外来を行ってきた立花敦子医師による、涙道内視鏡、涙道チューブ、涙道鼻腔吻合術などの適応について診察を行っています(予約制:原則として第1,3,5週の土曜日)。
小児眼科
当院の視能訓練士(ORT)は、全員が国家資格取得後に大学病院等に勤務し、豊富な臨床・研究経験をもっています。
これらの経験・知識・技術をもとに様々な検査機器を駆使してお子様の視機能を正確に検査し、眼科専門医と共に最適な治療計画を立てていきます。
お子様の目に異常を感じた際には、年齢を問わず受診してください。また、異常がなくても3歳頃には検査を受け、両方の目の機能が順調に成長しているかを確認することをおすすめします。
小児用検査機器
視力表
森実氏ドットカード
近距離単独視標(ランドルド環)
単独絵視標5m
ランドルト環単独視標5m
両眼視機能検査
ステレオフライテスト
ラングステレオテスト
色覚検査
石原色覚検査表Ⅱ(24表および国際版38表)、パネルD-15による検査を随時行っています。また検査結果の説明や色覚異常の場合の生活・進路についてのカウンセリングを行います。
石原色覚検査表II(国際版38表)
パネルD-15
連携施設
当院で対応困難な疾患については、患者様とご相談のうえ、下記の連携施設をはじめとした高次医療機関をご紹介させていただきます。
- 日本大学医学部附属板橋病院(医療連携医)
- 日本大学病院(旧駿河台日本大学病院)(医療連携医)
- 東京慈恵会医科大学 葛飾医療センター (登録医)
- 公益財団法人東京都保健医療公社 東部地域病院 (連携医)
その他、ご希望の施設がありましたら医師にご相談ください。